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2019.07.03

超高齢社会におけるサルコペニアとフレイル①

5月24日のコラムでも、最終糖化産物(AGEs)と健康への影響について触れさせて頂きましたが、高齢者、壮年期の皆さまへ重要なキーワードであるフレイル、サルコペニアの話を何回かに渡り『つぶやきたい』と思います。

さて、サルコペニアやフレイルっていうことば、ご存知でしょうか?

サルコペニアは加齢に伴って身体活動の低下や栄養摂取の不良が原因となっています。それに伴い、全身の筋肉量が減少し、筋力の身体機能の衰えを招く症状を指し、骨粗鬆症は合併率が高いといわれています。こういう状況が転倒や骨折の原因となって要介護になる可能性に繋がるため、健康寿命の延伸を目指す上で、重要な病態と言えます。

コラム

 
一方、フレイルとは「虚弱」を意味し、健常な状態から要介護へ移行する中間の段階をさします。つまり、加齢により筋力の低下、家に閉じこもりがちになるなど、加齢による衰え全般を指します。血管系の疾病や転倒などにより、健常な状態から突然要介護状態に移行することもありますが、高齢者の多くの場合、フレイルの時期を経て、徐々に要介護状態に陥ると考えられています。

また、フレイルは加齢に伴い、活動しない、社会的交流の低下、身体機能の低下、筋力・筋量低下(サルコペニア)、認知機能の低下、低栄養、体重低下、慢性疾患などが相互に影響しあって、徐々にフレイル、つまり虚弱に移行していきます。これを放置すると前述したとおり、要介護状態に移行に健康寿命が短くなってしまいます。

負のサイクルに陥らないように次回は予防に関してお話います。