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2019.09.05

漢方薬を飲むのは食前?食後?

西洋薬は食後服用を指示することが多いと思いますが、漢方薬は一般的に食前、食間の空腹時の服用を勧めています。それはなぜでしょうか?

①漢方薬の中の成分に注目
 1つ目の理由として、漢方薬が腸内細菌によって分解され、吸収されていることに起因します。漢方薬にはポリフェノール類などがあり、その構造は配糖体という機能成分と糖からできている構造をしています。その中の糖が切れて、機能成分であるアグリコンという形で吸収されます。そのとき、糖が腸内細菌の餌になるため、食後に摂取すると、栄養成分が豊富なため、配糖体から糖の切り取りが促進されず、漢方薬の吸収がよくないと言われています。
②吸収良すぎてもだめ
 2つ目の理由として、漢方薬によって、食後の服用で吸収が良くなりすぎて副作用が起きる可能性があるといわれています。成分においては、空腹時に飲むことで副作用を軽減させることが知られています。しかし、逆に食後の服用が望ましい場合もあります。

■体調にあわせた服用の仕方
胃腸の不振で食欲がなかったり下痢が出るような方の場合、食後の服用が良い場合もあります。また、漢方薬は花粉症などのアレルギー症状の方に即効性の効き目のある漢方薬もありますし、長期的に服用しないと効果がみられない場合もあります。

自分の体調などに合わせ、上手に漢方薬やそれに準じた健康食品を取り入れたらよいかと思います。