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2019.05.09

体重を減らすとは“体脂肪”を減らすこと

なぜ太りすぎは良くないの?
●体重が減らない理由
体重を減らすのは実は簡単です。食べたエネルギーが動いたそれぞれのエネルギーを下回ればいいのです。しかし、わかっているけれどもコントロールできないといったところでしょうか。

●ダイエットのターゲット
私達の体は、水分が6~7割占め、残りを脂肪、筋肉、骨で構成されています。
この中でダイエットのためのターゲットは「脂肪(体脂肪)」となります。体脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」があり、生活習慣病の原因となる内臓脂肪を減らすことが重要です。体脂肪は、体を動かし、消費するエネルギーが食べたエネルギーより多ければ、次第に体脂肪は減っていきます。また、体脂肪を減らす方法は色々とあることも報告されています。
            図2
例えば、プーアール茶を飲むことで、体脂肪が2パーセント減ることがわかっています(Clin Interv Aging, 24, 11: 367-376, 2016)。その結果、飲み続けることで体重が1kg減少することになります。個人の差はあるものの、ダイエットにおいてはいくつかの方法を組み合わせれば、その効果が相乗効果となって表れるわけです。

●レコーディングダイエット
記録するだけで痩せられるという方法ですが、これは毎日自分を見直す(体重測定を毎日し、自分を常に見直すことで体重をコントロールするという方法です。数ヶ月~1年間続けた結果、体重が5%減少したという報告もあります(Am J Prev Med, 36: 70-73, 2009)。例えば60kgの人の場合、3kg減り、測る頻度が多いほど、やせる程度も大きいこともこの方法の特徴です。この習慣を続けると、自分に必要なエネルギー量が感覚的にわかってきます。

●なぜ太りすぎは良くないのか(理想体重の必要性)
体脂肪を減らすことは血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効きの悪さの改善(インスリン抵抗性の改善)に繋がります。減量に成功した人をCT検査したところ、内臓や肝臓にたまった脂肪が30%以上減っていたことや、糖尿病発症後、10~15年が経過した人でも、減量することは意味のあることだという報告もあります。それは、減量することで、肝臓にたまった中性脂肪が減少し、血糖値が上がりにくくなり、インスリンを分泌する膵臓の細胞を目覚めさせる効果もあるらしいです。

●健康・美容の新指標
食事などで過剰に摂取し続けた糖が私たちの体を構成しているタンパク質に結びつく事で老化物質の一つである最終糖化産物(AGEs)が生成されることが最近注目されていいます。
AGEsは年を取るとともに増えていきますが、蓄積が進むと、コラーゲン繊維が結ばれ硬くもろくなり、弾力性が低下し、体の機能に様々な変化を及ぼしてしまうことが知られています。
図1