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2018.06.13

二次性副甲状腺機能亢進症治療薬AJT240の中国におけるライセンス契約をEAファーマ株式会社と締結

TASLY製薬グループはEAファーマ株式会社と血液透析患者様のための二次性副甲状腺機能亢進症治療薬(開発番号:AJT240)について、中国(香港、マカオ含む)における独占的な開発、生産および販売権を獲得するライセンス契約を締結しました。
 二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)は、慢性腎臓病(慢性腎不全)の進行に伴って発症する合併症のひとつで、副甲状腺から副甲状腺ホルモン(PTH)が過剰に分泌される病態です。PTH が過剰に分泌されると骨からリンおよびカルシウムの血中への流出が促進され、その結果、骨折のリスクが高まったり、リンおよびカルシウムが骨以外のところに沈着して異所性石灰化をおこし、関節痛などの症状も引き起こします。特に心血管系に蓄積すると、動脈硬化などの心血管系障害の発症リスクが高まり、生命予後に影響を及ぼすことが報告されています。
 AJT240は、副甲状腺細胞膜上にあるカルシウム受容体に直接作用して、副甲状腺ホルモンの過剰分泌を抑制する薬剤です。また、AJT240は、透析終了毎に薬剤を透析回路より静脈内に投与する静脈注射薬であることから、維持透析患者様の服薬アドヒアランスの向上や、従来の経口の二次性副甲状腺機能亢進症治療剤で見られる吐き気や嘔吐などの消化器関連の副作用を軽減することが期待できます。
 TASLY製薬グループは現代漢方薬、生物治療薬、化学治療薬の三つの製薬プラットフォームを有しており、中国医薬市場において最も大きな心脳血管、消化代謝、抗腫瘍などの領域に重心を置いてきました。今回のライセンス獲得について、年々増加傾向にある中国の二次性副甲状腺機能亢進症で苦しむ血液透析患者様のアンメットメディカルニーズの充足に貢献できるものと期待しています。新たな医療価値を創造することで、慢性疾患市場の商品を充実させ、世界中の患者様やそのご家族、そして医療従事者の皆さまに貢献して参ります。